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シカゴ市公立学校生徒のうち3人に1人はコンピューターなしで遠隔授業を開始することに
- 2020/4/29
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シカゴサンタイムス紙によるとシカゴ公立学校学区教育委員会(以下CPS)の生徒のうち3分の1近くが、学区内640校がリモート授業を開始した時点でコンピューターやタブレット端末を所持していなかった。
国内で第3の大きさを誇る公立学区であるシカゴ市が355,000人の生徒のテクノロジー格差を狭める努力は行われており、近々その成果も見られるであろう。
CPS役員が配布を唱えた自宅学習用のコンピューターとタブレット端末10万台のうち、月曜日までに11,000台が配布された。つまり、CPSの計算によれば、週初めに10万4千人の子どもたちが端末を所持していないことになる。
CPSは、春休み明け初日である月曜日までに全ての端末を配布し切れると期待していた訳ではない。少なくともCPS内の400校は計6万台を今週末までに配布する予定である、と役員は言う。
学区長Janice Jackson氏とCPS 教育官LaTanya McDade氏は月曜日、
「今学年度が困難であったことは、皆が同様に感じていることだ」
と、記す。
「今後皆さんに覚えておいてもらいたい言葉が一つあるとすれば、それは[関わり]である」
と、Jackson氏とMcDade氏は父兄宛ての手紙に記した。
「私たちは、CPSの皆が全員支え合っていると確認しあえるように、お互いとどう関わり合い、それぞれの状況を確認し合うかを考えなければならない」
「しかし、Pritzker州知事が休校を命じてから一月、未だにコンピューターへのアクセスがない膨大な生徒数を見ると、どれだけ学区が改善しなければならないかがわかる」
と、教師組合部長のStacy Davis Gates氏は語る。
「最低でも、リモート授業初日は全ての生徒にとって公平であるべきである。これでは、この街に生きる低収入の有色人種にとっては、いつも通りの対応だ」
とGates氏は言う。
コンピューターとインターネットへのアクセスは常に保証されているべきであり、学区はこれら家庭がこの「前代未聞の状況下で先導するために」より尽力すべきであると付け加えた。
授業開始
学区内の全学校は、月曜日までにイリノイ州教育委員会とCPS役員の手引きに倣ったデジタル・アナログ双方のリモート学習計画案を提案し、実行することを要請されていた。
学校によってその結果は異なるものの、ほとんどの学校は詳細且つ具体的なデジタル授業計画をもとに授業時間割を作成している。アナログ計画に関しては、ほとんどがCPSより提供された宿題パケットに頼っている。
例えば、Oakland南部に位置するRobinson小学校の計画は教師が毎朝バーチャル授業を行い、午後は全学年において「質問時間」を設けている。宿題パケットは学校で配布しており、「質問時間」中にはインターネットがない父兄が携帯メールで教師に質問をすることができる。
南西部に位置するGage ParkのSolorio Academy高校では、全学年における数学、国語、コンピューターサイエンス、加えて体育までをも含む全科目においてオンライン授業を行っている。
北側中心部にあるAlcott高校は徐々に始動しており、現段階で第1週目の時間割しか掲載していない。しかし、通常通りの授業計画に沿っており、毎日生徒が学習すべきトピックの掲示に加え、成績に加点計上される追加課題も掲載している。
コンピューターやタブレットへアクセスがある家庭にとっても、リモート授業は容易なものではない。中には、ビデオ配信が切断されてしまうと報告している学校もある。教師側が正常に作動させることができずに、止むを得ず授業をキャンセルした例も報告されている。
「学区は部外者がバーチャル授業に参加および視聴することを禁止している。バーチャル授業は生徒のみが対象であり、父兄や家族等は参加すべきではない」
と、プライバシーに関する警告を発令している学校もあるとしている。










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